ブラック企業はいつか会社自体が滅びると思う

良い仕事とは、そこに働く人たちが活き活きと輝きながら努力した時の成果が、目に見えるものとして形になったものを指すのだろうと思います。

不当に過酷な労働を強いても、人間の気力が追いつかなければ、良い結果(仕事や業績)は生まれません。

その結果、ブラック企業は、いつか必ず滅びる日がくるだろうと思います。

具体例を言ってしまえば、親戚が家作りを依頼した某ハウスメーカーは、営業・設計・現場監督すべてが職業的スキルに疑問を覚えてしまうような企業でした。

素人に「あなたそんなことも知らないで設計やっているの?監督やっているの?」と、言われてしまうほど、知識不足でやる気の見えない若手社員が多かったそうです。

建築中にあまりにも酷い施工トラブルが続いたため、その親戚に頼まれて、私が担当者やその上司との話し合いの場に立ち会うことになったのですが、上司の話を聞いて、何故、この現場にトラブルが絶えないのかがようやく分かりました。

例えば、現場監督に至っては、親戚宅以外にも20件以上の案件を一人で抱えているというのです。

一週間は7日です。そして現場は、要所要所に施工確認をしなければならない段階があります。

着工日が異なるため、どの現場も進捗状況はバラバラです。

監督は、これらの現場を一人で抱えて、スケジュールすらまともに追いかけられない状況となり、結果、現場の職人任せになってしまうのも無理はないだろうと思われました。

こういった中で必然的に起きてしまうトラブルの数々が監督自身に跳ね返ってくるのですが、現場を把握できていないため、その対処すらままならないといった雰囲気でした。

常識を超えた一人当たりの仕事量の多さ、これが災いして現場が混乱し、働くスタッフたちのモチベーションも下がってしまっては、当然よいものなど作れるわけがありません。

そうした結果が口コミで広がってゆけば、そのハウスメーカーは、多くの施主が候補から外してしまうことでしょう。

こうやってブラック企業は駄目になってゆくのだと思います。

ブラック企業は、いつか潰れる・・・良い仕事をさせて業績を伸ばしたければ、社員が前向きな心の余裕を持てるくらいの環境を用意してやらなければ駄目だと思うのです。